2019年9月28日土曜日

軽薄

「ああいう頭の軽いのが日本の首相になることをアメリカは望んでいる。」政界通の人物から聞いた矢先、環境大臣に就任して早々、原発の汚染水問題の解決を遅らせかねない見識を欠いた発言をしてポピュリストぶりを発揮したかと思ったら、今度は初めての外国訪問で地球温暖化の問題について勉強不足と「軽さ」を露呈してしまった若き世襲議員。まがりなりにも日本の10倍以上の人口の中から競争を勝ち抜いた指導者が強権的に政治を推し進める彼の隣国と、片や親から地盤を引き継いだだけの二世三世議員があふれる我が国。その時点で勝負あったといわざるを得ない。そう考えるとアメリカが御しやすい頭の軽い首相がいいなりになりつつ、属国として庇護を受けるのもこの国の一つの生き方かもしれない。