2021年12月28日火曜日

廃藩置県

鳥取県米子市にふるさと納税した当地出身の友人が、返礼品の蟹が隣の島根県の隠岐の島産であったことをFacebookに書き込んでいた。隠岐の島は鳥取と島根の県境の真上にあり、おもなアクセスは鳥取県の境港港から出ているフェリーであるが帰属は島根県。友人は隣県の物産が送られてきたことを問題視していたが、そもそも鳥取と島根の県の切り方が不自然で、鳥取の西部(旧伯耆国)と島根の東部(旧出雲国)に隠岐の島を加えて一つの県にした方がしっくりくるのではないかと思う。鳥取県の東部(旧因幡国)は兵庫県の日本海側と一体、島根県の西部(旧石見国)は広島県と一緒にした方が合理的に思える。現に石見の温泉地の旅館の女将はお客の多くが広島から来るのに業界団体の打ち合わせで松江に行かされるのは大変といわれていた。行政が合理的な判断をしないのはこの国の伝統芸で、明治の昔から変わっていないのだろうか、と思った。

2021年12月20日月曜日

ターミナルビル

大阪空港(伊丹)の建て替え工事はゲートまでの距離が遠くなり利便性を損ねた。もっとも利用客が多い東京便が新幹線と競合していることを忘れていたのだろうか。飛行機派としては迷惑以外の何物でもない。出発ロビーもいくつもの店の前を通らないとゲートに行きつかない。要らぬ商売っ気丸出しだ。同じくターミナルビルを建て替えた福岡空港は東京便は新幹線と競合しているとまではいえないが、大阪便は同じ問題が起きているものと想像する。誰が先導しているのかわからないが、老朽化して建て替えるにしても、ゲートまでの距離を延ばすのは利用者不在の愚行に思える。

2021年12月4日土曜日

コロナの真実

某証券会社のレポートに以下のことが書かれていた。日本のメディアは報じないので、多くの国民が知ることもないのだろう。

▪米 CDC のデータで、2021年の現在までの新型コロナの死者数が「 38万7000件に達し、2020年全体の数を超えた」ことが、FOXニュースによって伝えられました。この 2021年の米国の死者数の報告は、医師たちを驚かせました。彼らは、ワクチン接種と、感染の拡大を抑制し重症例を最小限に抑えるための社会的距離や縮小されたイベントなどの予防措置の効果に期待していたからです。

▪欧州諸国で、新型コロナウイルスのワクチンを接種した人の方が、接種していない人よりも、コロナに感染しやすく、コロナ以外の死因を含めた死亡率も既接種者の方が高いという調査結果が相次いで出ています。英国では11月初めに、政府のコロナ担当部局であるUKHSA(英健康安全庁)が、40歳以上では非接種者より既接種者の方がコロナの感染率が2倍ぐらい高いという統計を発表しました。スウェーデンのウメオ大学の医者たちが発表した論文の中には、スウェーデンでこれまでのワクチン接種後2週間以内の死者が、通常の人口あたりの死亡率よりも20%高いことを示すデータが載せられています。 

▪対照的に、アフリカの諸国では、ワクチン接種もPCR検査も少ししか行われておらず、都市閉鎖もやっていないのに、感染者も死者も少ない状態が続いています。 

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抗体検査を実施してすでに集団免疫を獲得していることを証明すれば済む話なのに、騒ぎが始まって2年近く経っても感染実態を明らかにしない日本政府。昨年の3月まで入国制限をせずに700万人の人を無検査で入国させ、蔓延させた事実を隠すために高熱が続かないと検査を受けさせないというばかげたことをやった当時の首相も、献血された血液を使って行った抗体検査ですごい数字が出たのを否定して二度と抗体検査をやらなかった当時の厚労大臣も未だに国会議員を続けている。こうした人たちにいとも簡単に騙される国民の将来は明るくないだろう。