2021年7月22日木曜日

無観客試合

支持率が上がると思えばさもまん延していないかのように「まん延防止」などと経済活動を抑制してアピール全開の都道府県知事が多い中、五輪サッカーの試合に観客を入れることを決めた宮城県知事は彼らとは一線を画する存在と感じる。やはり知事は若いだの女性だの押し出しがいいだのではなく、付和雷同で非科学的、冷静さを失った国民を正しい方向に導く人であってもらいたいと思った。しかしテレビ局は相変わらず都民の生活よりも自らの政治的野心の充足に熱心に見える都知事や、頭の悪さがにじみ出ている道知事の姿を流し続ける。残念ながらそうした知事たちの姿を見て「がんばっている」と感じてしまうナイーブな都道民も多いのだろう。

2021年7月18日日曜日

パニック体質

色々批判を受けている国際オリンピック委員会の会長だが、やはり合理的なドイツ国民。自国が一大感染国である自覚もなく、海外から選手が来日することで感染が広がると信じる日本国民のムードも、大会が始まってしまえば変わると見抜いている。日本人しか観客がいないのであれば、すでに観客を入れてやっている国内のスポーツイベントと何ら変わらないのに、無観客にするなど意味不明。経済的に一人負けするくらい非科学的で支離滅裂な施策を繰り返す政治家も、そういうレベルの国民に支えられて存在していることがよくわかる。

2021年7月6日火曜日

ばかばっか

アメリカの市民権を取得した北京出身の知人から中国政府がいつまでも自国民すら(再)入国させないと聞き、あれほど強権的な国なら全国に2週間外出禁止の措置をとり、その後入国する人たちを2週間隔離すれば解決する話ではないかと聞くと、公選ではなく指名で選ばれる中国政府の幹部は「ばかばっか」でそんな発想はないといわれた。翻っておばかな二世・三世議員が公選される我が国は隣国が当たり前にできていることすらできずにコロナを蔓延させ、行き当たりばったりの対策で経済にダメージを与えているのだから民主主義か否かよりも民度の問題と思い知らされる。