2021年9月18日土曜日

岸和田だんじり祭

岸和田のだんじり祭りが二年ぶりに行われたというのは何より。初めてこの町を訪れたのは幸運にも桜が満開の時期で、立派な堀に囲われた城の景色が印象に残っている。祭までまだ半年近くあるのに、集会所では若い子が鳴り物の練習をしていた。三国ヶ丘の高校で教えていた友人が岸和田の子は祭が近づくと浮足立ち、勉強とどちらが大事か問うと祭と即答されたといっていたのを思い出す。公園では地元のおじさんたちが昼の日中から車座になって飲んでいて、通りがかりの私に缶ビールをくれた。何とフレンドリー。大阪でもかなりやんちゃといわれるが、二度訪問して悪い印象はない。

2021年9月5日日曜日

ポイ捨て

案の定、短命に終わった菅政権。抗体検査を行って感染状況を明らかにすることもせず、前首相の思惑通り、Go To Travelと五輪開催で感染者が一挙に増えたと国民に信じ込ませた愚かさ。700万人以上の人を無検査で入国させ、PCR検査数を抑えることで感染実態を隠し、民間の検査が増えると危険を察知してお腹が痛いと突然辞任。後任への責任転嫁が済むといい薬が見つかったからと何食わぬ顔をして戻ってくる。そして泥を被せた後任にねぎらいの言葉をかける悪辣さ。ただそんな人間の右腕として悪事の数々を隠ぺいしてきたのだから自業自得ともいえよう。高市担ぎ出しは自分の影響力を残し、大嫌いな東京都知事の日本初の女性首相の野望を絶つためか。政治の私物化といわれるが、こんなのを支持する人間が多いのも残念な現実。国が急速に衰退していることもわかっていないのだろうか。