2013年9月29日日曜日

WiMAX

長年EモバイルのWiFiルーターを愛用してきたが、事務所用にもう一台買うために量販店に足を運び、すぐにWiMAXにすることに決めた。何せ端末の厚さも重さもEモバイルのものの半分以下、利用料金は同じでありながら、Eモバイルのような速度制限がかからず、さらにサービスの加入者は端末を持っていないときでも公衆無線LANを利用できるというから、こちらにしない手はない。さっそく事務所に持ち帰って使っているが、速度も速く、きわめて快適。かたやEモバイルは端末切り替えの案内が来て店に足を運ぶと、以前のものよりも大きくて重いものを渡され、しかもつながりが悪くなった。さらにたちが悪い?ことに、端末の月額補償料と称してそれまでかかっていなかった料金を追加しようとする。これでは実質的な値上げにほかならないが、店員に尋ねると端末切り替えの案内はがきに「小さく」書かれているとのこと。テレビCMなどで安さを強調しながら、実際には何やかんやいって課金し、結局は安くないという携帯電話会社に買収されたときからこのようなことが起きるのではないかと半ば予想していたが、値上げをするならもっと堂々とやった上で消費者の選択に任せるべきだろう。

2013年9月21日土曜日

クールビズ

5年ぶりに日本を訪れたというアイルランド人の来客。日本のビジネスマンがネクタイをしなくなったのはすばらしいという。かつて日本で働いていたことがあり、夏場でもネクタイをして顧客訪問をしていたときのことを思い出したのだろう。私はサラリーマン時代からネクタイをするのが嫌いで、今でも必要がないときはしないようにしている。日本よりも過ごしやすい気候のハワイですらビジネスウェアの基本はアロハで(といっても日本で売られているようなけばけばしい色のものではない)、カリフォルニアも特定の業種を除いてネクタイをしないのに、高温多湿な日本でなぜヨーロッパ人の服装を真似しなければならないのか。おそらく西洋化が始まった明治に始めたことをなかなかやめられず今日に至ってしまったものと想像するが、そのあたりもまじめな日本人らしく、『エコ』という大義のもと、政府が旗振り役になって推進するまでノーネクタイに移行しなかったのもまた日本人らしい。いずれにしてもネクタイなしでも相手に失礼にならないくらいクールビズが普及したのは実に喜ばしいことだ。

2013年9月15日日曜日

東京2020

久しぶりの海外出張から戻った夜、テレビをつけるとリオデジャネイロで行われているIOC総会の様子が生中継されていた。そうか、いよいよ2020年のオリンピック開催地が決まるのか…。しばらくつけっぱなしにしていると日本の誘致団の最終プレゼンが始まり、最初に登壇した高円宮妃の英語に思わず聞きほれてしまった。新幹線の英語アナウンスが超オーストラリア訛りなほど英語のアクセントに無頓着な日本では、英語が流暢といえばたいがいアメリカ訛りで、これほどきれいなイギリス英語を話す日本人はあまり見たことがない。IOC委員の多くを占める欧州人はアメリカ訛りを下に見る傾向があるので(私もたまにいじられる…)、妃殿下のスピーチはそのアクセントも都知事の残念な英語力を補って余りあったのではないかと思う。(滝川女史もよくがんばったと思うが、合掌はやや意味不明。)当初オリンピックの誘致にあまり賛成ではなかった私も、2回の招致活動にどれだけの税金が使われているかを知って今回こそ元をとってもらいたいと思うようになっていたが、今週出張した西日本の会社の人たちも一様に開催を楽しみにしていることを知り、地元開催という我々以降の世代にとってはおそらく一生に一度となる経験を前向きにとらえることにした。

2013年9月7日土曜日

お土産

1週間以上の海外出張でも持ち運びに便利な小さ目のスーツケースで済ませようとする私は、なかなか土産物を持って行くことができない。しかし今週はこちらから面談の申し入れをしたベトナムの企業7社に会うことになっていたので手ぶらというわけにはいかない。そこで成田空港の売店で手提げ袋一つに収まる量の土産物を買い、機内持ち込み用の荷物として持って行くことにした。一時的に手提げ袋が一つ増えるものの、お土産を渡しきれば元の荷物の量に戻るだろうと安易に考えていたが、ベトナムもアジアの国だけあって、逆にお土産をもらったりして結局それを持ち帰ることになった。さらにベトナムの帰りに寄ることになった台湾でも知人何人かに会うことになり、ベトナムで土産を買い足すことになった。そして台湾でも訪ねた先で自分が持参したお土産が恥ずかしくなるような立派なお土産をもらい、結局荷物は減らなかった。考えてみれば荷物を減らすためにお土産を買い控えるというのは本末転倒で、今度からスーツケースが大きめになってでも土産物はしっかり持って行こうと反省した。