2022年2月26日土曜日

不健康大国

スポンサーを気にしなくてすむYouTubeはマスコミが報じないこの国の隠れた真実を明らかにする。日本は長寿国と自画自賛するが実は健康寿命は短く、年間の医療費は40兆円にのぼるという。また、「国産」を売りにした商品をよく見かけるが、日本は中国のことをとやかくいえないほど農薬や食品添加物に対する規制が緩く、コンビニで売られている食品やファミレスなどの飲食チェーンで出される安価な食事は発がん性物質がてんこ盛りだそうだ。癌が日本人の死因トップというのはよく知られているが、このような国はほかにないという。さらに購買力の低下によって引き起こされた体に悪い食品のまん延により、国民の5人に1人が今や貧困層の病といわれる糖尿病またはその予備軍で、国民の2人に1人がアレルギーもちという。添加物や農薬を販売・使用している企業と政治家や官僚との癒着が容易に想像されるが、政府が国民に寄り添うまともな国であれば、このようなことは起きないだろう。しかしそのような政治家を選んでいるのも国民自身。自業自得ということか。自社製品は発がん性物質が入っているので買わないという食品メーカーの人の話を聞くが、ファミレスの経営者が自分の家族には自分の店に行かせないなどという話も聞く。実に情けない国になってしまった。ゼロカロリー飲料に使われる化学物質などは分解も排泄もされず、腎臓や肝臓に蓄積されるだけだという。こうした食品を食べて育った世代はどのような健康状態で老後を迎えるのだろうか...。

2022年2月20日日曜日

ポピュリスト

現首相は「政治の私物化」を隠すために公務員に公文書を改ざんさせたり、失政を隠すために統計数字を黒塗りさせたり、都合の悪い報道をされないようマスコミに圧力をかけたりしない点で前任や前々任に比べると人間的にまともに見えるが、支持率を維持する、つまりは自らの延命のために世論におもねる点でさして変わらないように見える。世界がオミクロン株の感染拡大にかかわらず隔離期間の短縮や撤廃に舵をきっているときに「鎖国」して世論の圧倒的な支持を得た。しかし今ごろになってやり過ぎたことに気づいたのか、突如として出口戦略などといい出している。一時期のオリンピック開催に対する反発のように、世論はしょせん移ろいやすく、間違っていることが多い。それにいちいちおもねるようでは判断を誤りますます国を衰退させ、国民の生活を苦しくする(といった意味では国民も自業自得か)。同じ長期政権の当時の日本の首相よりIQが20くらい高いように見えたドイツのメルケル前首相は信念の人でもあり、世論の反対を押し切って難民の受け入れを続けた。彼女は歴史に名を残すであろう。方やこの国は…政治家は選挙で選ぶ国民のレベルを反映するというが、悲しすぎる。

2022年2月5日土曜日

コロナ騒動

 各都道府県で感染者(正確にいえば検査を受けて感染が判明した人)が過去最高と大騒ぎしている一方で、死亡者数は一向に増えず、今や死亡率は0.1%といったレベル。毎年インフルエンザが流行る国の人が感染症にかかったこともない国の人たちと一緒になって大騒ぎして経済に取り返しのつかないダメージを与えたが、初めから抗体検査の結果を公表して本当の分母を国民に知らせていればこんなパニックにはならなかっただろう。ワクチン接種が感染予防の役に立たないことは全世界で証明されたが、死亡者数も一向に下がらない国がある一方で、接種が進まずまん延し放題のアフリカが傷が浅いことから、人種や生まれ育った地域によって特定のウィルスに対する抵抗力が同じでないことくらい容易に想像がつく。卑近な例でいえば、日本人がバンコクの道端で売っているフルーツジュースを飲むと一定の確率でお腹をこわす。また、インドで生野菜を食べようものなら大変なことになる。(いずれも小生の実体験。)オリンピックやりたさか、検査を受けさせないことで感染者隠しをした初動の誤りが今も尾を引いているように見える。