2016年8月27日土曜日

新体操

オリンピックでないとなかなか見られない新体操。テレビをつけたら決勝戦をやっていたので見てみた。誰が考えたのかわからないが、物を遠くに放ってしっかりとキャッチするなど、かなりの離れ業に見える。フェアリー・ジャパンなる日本チームも難しいことをやっているのに、なかなか得点が伸びない。技術的に足りないかは素人目にはわからないが、明らかに他の国に劣っていたのは体格と使っている音楽、そして衣装だろう。体格は仕方がないにしても、他の国が誰もが知るダンサブルなポップス曲を使って会場を盛り上げているのに対して、日本チームの曲は聴いたことがないものばかり。しかし何といっても極めつけは派手なだけでセンスのない衣装だろう。ヨーロッパのチームが軒並みシンプルながら非常に洗練されたデザインと色づかいの衣装を着ていたのに対して、日本チームはけばけばしいだけで品が感じられないものや色の組み合わせがありえないもの、あるいは安っぽい花柄をあしらったもの等で、その時点で減点したい感じだ。フィギュアスケートと並んで見栄えや芸術性も問われる競技なのだろうから、もうちょっとましなデザインにしないともったいない気がする。

2016年8月20日土曜日

オリンピック

地球の裏側での開催で不利かと思われた日本チームの活躍ぶりもあり、一つの大会で様々なスポーツ観戦ができるオリンピックの楽しさを再認識した。体操や卓球、バトミントンでは苦しい場面でも弱気にならない選手の精神力の強さに感動した。また、想像もしなかった銀メダルを獲得した男子陸上の400メートルリレーにも興奮した。少しかわいそうだったのが前回のロンドン大会で金メダルを取りながら今回は取れなかった選手たちで、周囲の期待値が他の選手よりも高かったからか本人が自責の念を表したり謝罪したりしていたが、銀メダルや銅メダルだって取るのは大変なことで、公明正大な選考で日本代表に選ばれたなら最善を尽くしたということで十分だったと思う。

2016年8月14日日曜日

高校野球

夏の甲子園高校野球で、県大会に参加する高校の数が最もが少ない鳥取県代表の境高校が、次に少ない高知県代表の明徳義塾に敗れたというニュースを聞き、何年か前にうちにインターンに来ていた境高校の副校長の娘のことを思い出した。セミプロ化して、競争が激しい県の有力選手が他県の高校に「野球留学」してしまう高校野球の世界にあって、境高校の野球部は地元の子が多いという。方や明徳義塾は地元出身者ゼロという極端さ。「地元の子が一人でも出ていれば応援できるんだけどね。」10年余り前、高知の飲み屋のおかみさんが客にいっていたのを思い出した。

2016年8月13日土曜日

オリンピック種目

ゴルフが112年ぶりにオリンピック種目に復活したというが、トッププレイヤーがことごとく欠場しているので、世界一を決める大会とは到底いい難い。そもそもサッカーやゴルフ、テニスといったオリンピックよりもステータスが高い世界大会があるスポーツをあえてオリンピックでやる必要があるのだろうか。トップ選手が出ないスポーツの金メダルが体操や卓球、柔道や水泳といった種目の金メダルと同じ価値があるといえるだろうか。世界一が決まらないスポーツをやること自体、オリンピックの価値を下げる気がする。

2016年8月6日土曜日

新千歳空港

新千歳空港で東京に戻る便に乗るために手荷物検査場で順番待ちをしていると、突然検査を中止すると通告され、場外に戻された。「緊急事態」という以上のことは知らされず、それから1時間半以上経ってから、ようやく再開した。お蔭でフライトは2時間遅れた。帰りの機内で「他の航空会社」の乗客が検査を受けずに待合室に入り込んだことが原因との説明があり、翌日のニュースで女性が車いす用のレーンをすり抜けたことを知った。お蔭で出発ロビーは長時間にわたって大混雑。こうしたことをする人間は厳罰に処してもらいたいところだが、騒ぎになった時には既に羽田行きの飛行機に乗って出発してしまっていたというから、すり抜けは成功し、もはやそこにいない人を探すのに時間をかけていたわけだ。これでは保安検査をしている意味がない。出発時間ぎりぎりで空港に到着したため、待機中に飲料を買って喉を潤し、雪印のソフトクリームを食べられたのがせめてもの救い?だった。