2022年1月25日火曜日

みかん愛

みかんの季節では初めて松山に行った。中心部の百貨店では品評会が開かれ、出品されている品種の多さと、美味しいと評判の姫まどんな等のブランドみかんの価格の高さに驚いた。そして改めて伊予鉄の電車もバスもオレンジ色である理由に気づいた。そんなみかん一色の県であるがゆえに生産量で和歌山県に負けているのが面白くないのかもしれない。その和歌山県にもみかんの季節に行ったことがあるが、新宮では大きさで分けられたみかんが山積みで安く売られていて、それがとびきり美味しかった。愛媛のように高付加価値化を目指す感じでもなく、県民性の違いを感じる。

2022年1月13日木曜日

和製英語

アジアでおそらくもっとも英語力が低い日本人がなぜか英語(っぽい表現)を使いたがる。歌の歌詞とかアーティスト名とか、まじやめてほしいのが多い。おかしな和製英語の宝庫がゴルフ。アメリカ人とラウンドした機会に正しい表現を確認した。向かい風を表現するときに使うアゲンスト(against)やフォロー(follow)はそもそも名詞ですらないので論外として、アプローチも名詞として使うならapproach shot、ディボットはアイアンショットで削り取られた芝(ターフ)のことで、芝が無くなったことで出来たコース上の穴はdivot mark(またはhole)。グリーン上で球が左に曲がるのは文字通りright to left、逆はleft to right。フックだのスライスだの一体誰が考えたのか。前のホールのスコアがトップで最初にティーショットを打つ権利をもつのは名誉だからhonors(オナー)であってオーナー(owner)ではない。もっとも世界の潮流は準備ができた順に打つready golfなので死語になりつつあるという。ゴルフ用語ではないがドンマイ(don't mind)はネイティブがいうのを聞いたことがなく、強いていうならnever mind。ゴルフの文脈でいうなら"Forget it"か"Think about your next shot"。ちょっと恥ずかしいレベルの和製英語でも、あまりに聞き慣れると違和感が薄れてネイティブの前で使いそうになってしまうのが怖い。