2016年2月11日木曜日

TPP議員と育休議員

就任して3カ月余り経っても一般人でもわかる「歯舞」の読み方すら知らない沖縄・北方担当相は論外として、某与党の国会議員の質的低下は目を見張るものがある。選挙の時に風が吹いて当選する議員が増えるとそうなってしまうものなのか、国会議員を目指す人のクオリティが下がっているのか、はたまた日本人全体が劣化しているのか。TPPの署名式に着物姿で出席した議員。こうした世界の注目が集まる場で和服を着るのは良いことと思うが、自身のブログに何台ものパトカーやヘリコプターの警護を受けたとはしゃいだコメントを書いたおバカっぷりには少々呆れた。「あなた個人ではなく、日本国に対するリスペクトなのですよ」って誰か言ってやれないのか。(現地で食べたブルーチーズが美味しいとコメントしたことが日本の酪農家を刺激したと批判されたようだが、こちらは正直な感想で問題があるとは思えない。)極めつけは「育休」を宣言してイクメンぶりをアピールしながら浮気を報じられた議員。イクメンをアピールするくらいならそうしたことはすべきでないし、自制できないのであれば、そもそもイクメンアピールなどすべきではない。こうした判断力がない議員はどのようなバックグラウンドなのかと興味本位で調べてみると、二人とも私と同じ大学の出身で、特に後者は付属の高校出身というところまで一緒とわかった。ライバルのK大の「滑り止め」に成り下がったW大はOBのクオリティも下がっているということだと個人的には笑えない。