2016年2月23日火曜日

ミスキャスト

昨年からつい見てしまっている朝ドラ。前作は出演者が可哀想なくらいつまらなく、すぐに見るのをやめてしまったが、今回のはなかなか面白い。やはり多少美化されていても実話に基づくストーリーは興味を引く。ただ、モデルとなった女性とはかけ離れた美形がヒロインを務めるのはドラマの宿命上仕方がないとしても、福沢諭吉と渋沢栄一役の俳優のミスキャストぶりにはがっかりさせられた。どうしてストーリーの説得力を失わせるようなキャスティングを敢えてやるのか。さらに今後有名アナウンサー二人を出演させるというが、何を目指しているのかがさっぱりわからない。制作側が高視聴率に浮かれて変な方向に走ってしまっているのかもしれないが、一視聴者としては楽しみにしているドラマがキャスティングで台無しにされてしまうのを見るのは実に残念なことだ。