2016年1月2日土曜日

紅白

史上最低の視聴率を記録したというかつての「国民的」歌番組。実家で何気なく最後まで見てしまったが、歌っている歌手の背後に巨大なスクリーンを据えて意味不明な映像を流したり、歌手の背後でお笑い芸人を踊らせたりと、見るに耐えない演出が盛りだくさんだった。事前に紅白の関連番組を放映したり、人気の朝ドラの俳優や芸人をかつぎ出したのだから視聴率は稼ぎたかったのだろうが、それならなぜせっかくの歌を台無しにし、来年も見ようという気にさせないようなことをするのか。作っている当人たちが面白いと思ってやっているのだとしたら、民放で実績のある人たちと入れ替えるなどして番組を生まれ変わらせなければ、長期低落傾向は終わらないのではないかと思う。