2013年3月30日土曜日

子育て

私の地元で子どもが認可保育園に入れなかった母親たちが区役所で集団抗議を行って話題になったが、その後自民党の区議が子育ては本来家庭でやるものとブログに書いて批判を浴びた。多くの母親たちが専業主婦をやっていられた時代とは違い、しかも自党の総裁が女性の社会進出を支援するといっている中で、政治家として判断力を欠く発言にも見えるが、私の地元には彼の意見に賛同する人たちが実は多いのではないかという気がする。というのも近所からの苦情で保育園が屋上で子供を遊ばせなくなったり、小学校が路上で声を出して挨拶をせず、黙礼するように生徒に指導するくらい他人の子どもに対する寛容さがないからだ(それにしても文句を言う方も言う方なら、そうした苦情を聞き入れて子どもたちに挨拶もさせない学校側も学校側)。地元に歓迎されない子どもたちもかわいそうなもので、こうした現象が全国的なものでないことを願うばかりだ。