2020年4月5日日曜日

肺炎

オリンピックの延期が決まったとたん急に危機感を煽りだすわかりやすい都知事。築地の問題を含めて就任以来目立った実績が出せていないため、ここぞとばかりに出まくっているのはいかがなものか。検査体制が整備できていないのだから発表されている数字が氷山の一角であるのは明らかで、今さらオーバーシュートなどといっても遅すぎるだろう。それはさておき、先端の医療機器を備えているはずの欧米先進国の致死率が高い理由を考えると、そもそも集中治療とか呼吸器とかいった西洋医学の発想がたいして役に立っていないのではないかと疑ってしまう。日本の某学会はドイツとイタリアの致死率がそれぞれ1.1%と11.7%と大きな差があるのはドイツの方が集中治療の体制が整っているからというが、実際にはドイツが他の持病を持っていた人を含めていないことと、イタリアは感染者が増えすぎて重篤な人しか検査を受けなくなったからというのが本当のところだろう。西洋医学では不治の病とされる線維筋痛症から救ってくださった鍼灸師の先生が肺炎になったらベッドにいても起きている間は必ず上体を立てるようにいわれていたのを思い出す。人間は立って歩く生き物で、肺も立ての状態で初めて正常に機能する、健常者でも毎日病院のベッドに寝かされていたら急速に肺の機能が低下するといわれいたのを思い出す。私がそのような状況になったら医者や看護師から何といわれようと起きている間は上体を立て、可能な限り歩き回ろうと思っている。