2019年8月3日土曜日

ネット予約

夏休みの家族旅行でふだんあまり使わないエクスペディアでホテルを予約した。ところがコンファメーションのメールを見ると57,543円と、最終画面で表記されていた55,817円より約2,000円多く請求されていた。同社のウェブサイトから超過請求額の返金を求めるメッセージを出すと、最終画面のスクリーンショットがなければ証拠がないので返金できないとの回答。ホテル予約でいちいちスクリーンショットを撮る人などいないことをわかっていて、しかも自社自身のサイトでいったん予約してしまうと前の画面に戻れない構成にしているにもかかわらず、こうしたことをいうのだから悪質極まりない。おそらく予約途中で金額が変わり、それを客に伝えずに予約を受け付けたものと思われるが、そうしたシステム上の不備についてつっこまれるのを恐れてか、「予約した“後”、金額が変わることはない」と論点をずらそうとするのだからますます質が悪い。マニュアル通り対応しているだけであろう末端の社員にいってもしかたがないと思いつつ、客に証明能力がないことを見越して責任を回避するなど企業体質を疑うと伝えたら、同社が自ら約束している48時間以内に回答はなかった。桁の数字が一つ違うくらいであれば見間違いもありうるが、万の位以外は全部違っているのだから見間違いなどありえないし、最終画面で金額が表示された段階で一緒に旅行する家族に金額を伝えたメールが残っているのだからこちらの勘違いではありえない。同様のことが頻発しているとしたら気づかない人たちを含めて相当数の被害者がいることが想像される。最近やたらとテレビCMを流しているが、このようなことをしてあげた利益を広告料に充てているとしたら実に倫理観に欠けた企業と思う。