2019年5月25日土曜日

防衛大臣

昨年末に起きた韓国海軍の駆逐艦によるレーダー照射問題で北朝鮮の瀬取り支援の決定的証拠もつかめないまま拳を振り上げて不発に終わった我が国の防衛大臣(韓国政府は日本側に証拠がないことがわかると態度を急変させ、強気に出た)。今度は関係改善のために韓国の国防相に会いたいといい出したという。理由は会って関係を元に戻さないと国の安全は守れないからだそうだ。さらに「防衛関係者が顔見知りになって信頼関係を築けば問題が起きたときに大きくならないから」とかで中国にも行きたいといっているという。仲良くする方がしないよりはいいが、国益を背負って真剣勝負をしている他国の防衛相とにこにこと外交辞令を交わすことで国の安全が守れるのであればそんな楽な話はない。日本の政治家のナイーブさ(特に世襲系)は今日に始まったことではないが、よりによって防衛大臣がこんなことで本当に国の安全が守れるのか心配になる...。