2019年4月27日土曜日

赤化統一

昔聞いたこの言葉も国力に差がつきすぎてもはや死語となったものと思っていたが、今の韓国大統領の北へのすり寄りぶりは、もしやそれを望んでいるのではと疑うほどだ。しかしあのような経済が疲弊した独裁国家と一緒になることにメリットがあるのだろうかと思っていたところ、一部の財閥が富を独占し、一般の国民は大学を出てもまともな仕事に就けない韓国の状況は相当深刻で、自力で財閥を解体できない大統領にとってのウルトラCが北との統一という話を聞き、まんざらありえない話ではないと思った。しかも核保有国になれば日本に対してもより強く出られる。構想は実はさらに大きく、中国と協調して東アジアの超大国の一角になることを目指しているというが、アメリカが同盟国であるはずの韓国に伝えた機密情報が中国に「ダダ漏れ」で、もはや信用されていないという話と符合する。単独では大国に太刀打ちできなくても、アメリカに代わって世界一の経済大国になるのも時間の問題の中国と連携すれば格段に影響力が増す。実現したら日本は「赤組」に対峙する最前線となってしまい、決してありがたい話ではないだろう。