2019年3月8日金曜日

変装

東京拘置所を出る際のカルロス・ゴーン氏の変装姿は受けを狙っているのかと思うくらい滑稽に見えたが、それに輪をかけて笑えたのが「パリッとした高級そうなスーツで、ふんぞり返って偉そうに出てくるよりは、今の状況は地位も奪われているので、庶民の一人として、労働者の一人として、ああいう服装はありかな」というゴーン氏の弁護士のわけのわからないコメントだった。保釈金10億円を支払い、「無罪請負人」の異名をもつというその弁護士を雇えるような人物を「庶民の一人」だの「労働者の一人」だのといって皆がなるほどと思うとでも思ったのか...。受けを狙ってのことだったら純粋に面白かったのだが。