2018年10月28日日曜日

個人情報

個人情報保護が厳しくなる一方でゆるゆるなのがオンラインでの情報収集。生活する上で必需品になりつつあるスマホやソーシャルメディア、アプリ等に登録する場合、否応なしにアクセスしているサイトやアドレス帳に保存している連絡先の情報、果ては居場所やメールなどのメッセージへのアクセスを許可するよう要求される。それこそ個人情報保護法がカバーしているのとは比較にならないくらいセンシティブな情報ばかりだが、よくハッキングにあって情報が流出しているにもかかわらず、行政指導を受けたのはフェイスブックが一回のみ。ほとんどは個人データの価値をよく認識している外国の企業が収集・利用しているものだが、個人情報を保護したいのであれば、むしろ彼らが日々政府要人を含む日本国民の一挙手一投足の情報を収集するのをしっかりと規制すべきだろう。