2018年8月25日土曜日

甲子園

今年の夏の甲子園は秋田の県立高校の活躍で久しぶりに興味がわいたが、最後は他県から選手を集め、交代要員も潤沢な私立高校に負け、やはり高校野球はつまらないという思いが残った。秋田の高校が「県内出身者のみで構成されたチーム」として話題になったが、そもそも高校野球とはそういうものではなかったのだろうか。他県から選手を集めてプロを目指させるセミプロ集団と地元の野球好きの子が集まるふつうのチームを同じ土俵で対戦させるのがフェアなのか。10年以上前に高知の飲み屋のおばちゃんが甲子園に出ている地元の高校について「高知の子が一人でもいたら応援する気になるんだけど」といっていたのを思い出すが、地域代表を名乗るのであれば、せめてプロ野球の外国人選手枠並みに他県からの「野球留学生」を制限すべきだろう。