2018年9月1日土曜日

ご婚約

思わぬ展開を見せた内親王の婚約問題。世間知らずな皇族のお嬢様と野心家の青年が展開するドラマは、不謹慎ながら傍観者としては見ていて面白い。このような事態に至って思い出すのが二人の婚約が発表された頃の周りの反応だ。ある人は「あの男は上昇志向が強い」、またある人は「あれは一般人でも“事故物件”の相手」と青年に批判的で、今起きていることを予感させるようなことをいっていた。方や私は当初のマスコミの好意的な報道を何の疑問ももたずに受け入れていたのだから、相当人を見る目がないのか(あるいは人一倍素直なのか)。安定した職に就いていないのに内親王にプロポーズする大胆さが強い思いからのものであればあえて邪推する必要もなく、親の反対を押し切ってでも結婚するのであれば、あとはどのような結果になっても内親王の自己責任というわけにはいかないのだろうか。