2018年7月28日土曜日

おやじギャグ?

高校の同級生が「今さらジロー」というギャグをいって相手にきょとんとされたという話をSNSに投稿していた。それに呼応して彼の友人と思しき人が「ベッケン(別件)バウアーというのも流行っていた」とコメントし、何人かが賛同していたが、彼らと同年代であるはずの私はいずれも一度も聞いたことがない。考えてみれば同級生が身を置いたのが金融業界だったのに対し、私は(初めは)メーカー。テレビなどの媒体を通じて流行る言葉でない限り広がりはなく、特定の業界でのみ流行る言葉があるものと推察される。もっといえば同じ職種の間でのみで使われる言葉もあるようで、メーカー時代に海外営業を担当している人から外国人のお客さんと食事をすることを『横飯』というと聞いた。食事中に横文字(つまり英語)を話すからとのこと。考えてみれば私のような本社部門の人間は海外出張をしたとき以外に外国人と食事をする機会は限られていた。こうしたローカル言葉もあまり耳になじみ過ぎるとそれと気づかずに使ってしまうようだ。