2018年5月26日土曜日

指揮官

批判の的となった日大の記者会見。テレビで断片的に見ただけだが、MCを務めた同学広報部長の発言に笑ってしまったのは不謹慎だっただろうか。(詰めかけた記者たちも笑っていたので、私だけではないと思うが。)方や親に付き添われることもなく淡々と事実関係を語った加害選手の行動は後手後手に回って事態を悪化させ続けた日大とは対照的で実に効果的だった。(被害者側の選手の親が単独で記者会見を開いたのには驚いたが、政治家(市議会議員)と知って納得した。)それにしても辞職した日大の前コーチのような人が戦時中の旧日本軍の指揮官で、戦闘に加わっていない一般の人に危害を加えるように命じたら、追い詰められた部下の兵士はそれに逆らえただろうか。日本人にはまじめな人が多く、まじめな人ほど精神的に追い詰められやすい。そう考えると今回の出来事は決して笑えない。