2017年9月9日土曜日

離党ドミノ

党の元幹部まで泥船脱出を図る最大野党。ほかにすがることができる新興勢力が出てきたとたん、ほいほいと党を捨てて出て行く輩など信頼できないと思うが、そうした新党人気への「便乗」が効果をあげることを先の都議選が証明してしまった。同党の人気のなさがこうした行動を招く原因で、政権公約を果たせなかったことの総括もせずに党の再生もあったものではないが、羽田空港の国際化等、利権まみれの現与党ではできないこともやっているので、「風」に流されやすい我が国の国民性によってあまりに過小評価されている気もする。ここまで追い詰められてしまったのであれば、党の国会議員に大臣ポストを割り振るような発想は捨て、アベノミクスなるものがなぜワークせず、どうすれば中間層の所得を増やして景気を浮揚させられるのかを論じきれる識者を影の内閣の経済閣僚に据えて選挙を戦ってはどうかと思う。