2017年7月22日土曜日

一蘭

台湾で6000台湾ドル(約2万2000円)の商品を購入すれば、2人まで優先的に席に案内されるというサービスを行おうとして批判に晒された博多のラーメンチェーン。日本で実施している同様のサービスの2倍の価格設定という。このラーメン屋は博多の本店に行ったことがあるが、1階はお土産コーナーになっていて、ふつうにラーメンを食べようと思うと2階に上がって食券を買い、麺の硬さなどの好みを紙に書き込んで店員に渡さなければならない。また、グループ客の長居を防ぐためか、各席が仕切りで区切られ、客が店員に話しかけられないようにするためか、席の前面が壁になっていて、紙を渡すときとできたラーメンを受け取るときにだけ前の小窓が開く。つまり客は店員の顔が見えず、壁に向かってラーメンを食べることになる。また、大阪や東京の店は家賃を節約する為か、たいがい地下にあったりする。ここまで「金儲け主義」臭がするのは日本人の美意識に合わない気もするが、それでも人気なのだから何の文句があるのかといわれてしまうかもしれない。