2016年7月30日土曜日

選挙運動

渋谷のハチ公広場を通ると、東京都知事の野党統一候補を支持する若者たちがシュプレヒコールを続けていてちょっと怖かった。誰も立ち止まることなく、あれでは明らかに逆効果だ。がん検診の受診率を100%にするとか、島しょ部の消費税率を下げるなど、実現可能性を検証しているとは思えない政策を行き当たりばったり的に言ってみるなど、候補者自身が最も効果的に票を減らしているようにも見えるが、前述のシュプレヒコールに加え、人気ダダ落ちで自らの選挙区でも当選できない元首相に応援させたりと、やることなすことが全てマイナスになっているように思える。主要三候補といわれる人の中では最下位確定だろう。後は与党系2候補の争いになるだろうが、折しも前回のブログで言及した自民党都議団の黒幕である内田氏のブラックさが週刊誌にすっぱ抜かれた。神田の親戚から、氏が娘婿を区議会議員にし、娘婿の方は‘一応’クリーンさで売っていると聞いていたが、週刊誌の記事を見る限り、いとこの幼馴染である内田氏の娘共々しっかりと腐敗している。これが日本の政治の中心である千代田区の実態とすると、日本の民度もたかが知れているかも知れない。