2016年7月10日日曜日

自民党都議団

東京都の区長や市町村長の有志と称する人々が集まって自民党都議団が推す官僚出身の人物に都知事選への出馬を要請する姿に違和感を感じた。市区町村の行政の長がなぜ、ここまで都政レベルのことに関与したがるのか。その「下心」を知りたいものだ。都議会で絶大な権力を握っているという自民党都議団がこの人物を推すのは、自分たちに都合がいい(言いなりになる)と思っているからだろうが、それだけ絡んでいる利権も大きいものと想像する。彼らにとっては利権にメスを入れることを公約する候補など、同じ自民党でもとても容認できないのだろう。ちなみにこの都議団のドンといわれている人物は私の親戚も住む千代田区選出の議員で、親の葬儀には現首相も参列したという。選挙区の有権者に公然とビール券を配っても不起訴処分になるのだから、この国は本当に法治国家と呼べるのかと思う。