2016年6月19日日曜日

JTB

JTBからの個人情報流出のお知らせ。よくぞこんなことをやってくれたものだ。しかし考えてみればこうした事故を起こすとすればJTBだっただろう。というのも利用しているホテルの予約サイトの中でももっともトラブルが多く、「ITに弱い」感を出していたのは同社だったからだ。京都のホテルに泊まった際には予約確認のメールに予約したのと違うタイプの部屋が書かれていて、チェックインの際に混乱した(ホテル側には実際に予約した部屋タイプの情報が行っていたので、ホテルからJTBに電話してもらって誤りを指摘してもらった)。いちばん腹立たしかったのは高知のホテルに泊まったときで、予約していた料理と違うものが出てきたので指摘したら、ホテル側に誤った情報が行っていたことがわかった。後でJTBに抗議したら、入力したものと違うオーダーが行くことはシステム上考えられないと主張され、結局こちらが悪かったかのようなことにされてしまった。前述の京都でのトラブルがあったので、この主張は全く説得力がないが、オンライン予約は紙で証拠が残らないのでどうしようもない。また、領収書をネットからダウンロードしてうまくいかず、コールセンターに電話したこともあった。そもそもエクスプローラでしか表示できない時点でだめだろう。こうした危ない業者には個人情報を伝えるのを避けるのがいちばんだが、個人情報を登録した後に危ない業者とわかったらどうすればいいのだろうか。ユーザーが自ら操作して登録した個人情報を消せるようにすることを義務づけてもらいたいものだ。