2015年10月17日土曜日

エリート社員

五輪エンブレム問題の黒幕と名指しされた人物の名前を見てびっくり。兄の幼馴染と同姓同名ではないか。よくいる名前でもないし、年齢もぴったり。兄に聞くと報じられている大手広告代理店に就職したのは間違いないとのことだった。年が違うので私は一緒に遊んだこともないが、母親同士が親しく、母から彼の母親の教育ママぶりについて聞いていた。当時から変な思想に染まらないようにと子どもにA新聞は読ませず、受験のために明大前の塾に通わせ、公立としては評判が高かった中学校に通わせるために久我山に引っ越した。(この件が報じられたのをきっかけに、私が中学生時代にこの塾に通うことになったのも、彼のお母さんに紹介されてのことだと知った。)兄の話では彼はクラスでトップの成績だったというが、経歴を見ると私と同じW大学の政経学部を出ている。卒業年から推察すると一浪したものと思われ、あのお母さんのことだから、東大を受験したものと推察される。(実際に同学部には東大志望だった人が多かった。)D通のマーケティング局長にまでなったのだから、小学生の頃の優秀さそのままに出世したものと思うが、国民の怒りを買うようなことをして更迭されてしまったのだから、何とも皮肉なことだ。あのようなことになるくらいなら、兄のようにふつうの成績でふつうのサラリーマンをやっていた方がまだよかったかもしれない。人生何があるかわからない…。