2013年12月28日土曜日

靖国

この問題が報じられる度に思う。国と国との関係では日本が加害者であったとしても、一般国民の大半は自分たちの意思に関係なく戦争に引きずり込まれた被害者。靖国に祀られている人々の多くもそうだろう。では、いわゆる戦犯と呼ばれる人たちの中にそのような不幸な戦争を引き起こした責任者がいたのかいなかったのか。いたとすれば、そうした人と「合祀」されることを大多数の罪のない被害者が良しとするだろうか。英霊に敬意を表するのであれば、東京裁判の是非とは別に、こうした視点からそのあり方を考えるべきではないだろうか。