2013年5月25日土曜日

隔世遺伝

こういう言葉があるということは実際にあることなのだろうと想像はしていたが、先日会食でご一緒した九州の銀行の幹部の話を聞いて確信した。この方は東京の私学を出てこの地銀に就職されたのだが、お父上は東大出の素粒子物理学者で息子さんも今東大で素粒子の研究をしているという。お父上と息子さんは話が合うものの、その会話がご自身にはチンプンカンプンなのだそうだ。家では奥さんがナントカ障害ですぐ絡んでくるそうで、お気の毒に思えたので、「よい遺伝子を後世に引き継ぐ大役を果たされたので、よかったじゃないですか。」などと軽口をたたいてしまったが、黙って聞いていた方がよかっただろうか…。