2013年2月24日日曜日

ハイパーインフレ

今週お会いしたアパレル企業のオーナー社長。海外進出に関心があるとのことだったが、聞けば本業とは関係のない東南アジアの不動産に投資したいとのこと。国内市場の縮小による事業の伸び悩みから海外の市場を視野に入れてはいるが、それよりも海外の資産を買うことで日本で起こりうるハイパーインフレによる資産の目減りをヘッジしたいとのこと。株価は新政権への期待を目いっぱい織り込んでいるが、国の財政赤字は膨らむ一方。もはやハイパーインフレしか解決策がないというのはあながち間違った見方ではないかもしれない。日本では賃貸用の不動産は新築時からどんどんと値を下げて資産価値をなくしていくが、海外ではそのようなことはなく、賃貸料収入だけでなく、売却時の利益も期待できるというのもその通りかもしれない。酷寒が続く昨今、私も東南アジアあたりに物件を買って移住してしまいたくなる話だった…。