2013年2月3日日曜日

バンコク

「成田付近の気温は零下4度…。」着陸態勢に入ったバンコクからの夜行便の機内アナウンスを聞き、寒い国に戻って来たことを実感した。やがて真っ白な霜に覆われた田畑が見えてきた。前回行ったのがいつか思い出せないくらい久しぶりのバンコクだったが、2泊3日、往復とも夜行便という強行軍で戻って来たのがもったいない…。当地に赴任した日本人は日本に帰りたがらないと聞くが、今回お会いした(元)赴任者5人のうちの2人が現地採用に切り替えて当地にいついてしまっていた。思えばかつてはいずれの航空会社も成田から一日一便しか就航していなかったバンコク便も、今は羽田発を含めて毎日複数の便が運行されており、それだけ行き来する人も増えているのだろう。以前は交通渋滞がすさまじく、バンコクに住みたいという発想はなかったが、スカイトレイン(高架鉄道)や地下鉄も整備された今は、交通渋滞に巻き込まれずに目的地まで行きつけるようになった。日本人人口の増加とともに和食屋や和食材店も増えているようで、いずれここに移り住むのも悪くないかと思わせる訪問となった。