2012年12月9日日曜日

総選挙

今回の総選挙では前回の選挙で国の無駄遣いをなくすことを公約しながらそれが十分に果たせていない現与党の大敗が予想されているが、こうした選挙を実施するために使われるお金にも無駄があるように思う。投票を呼びかけるポスターやCMだ。投票権は有権者の権利であり、その権利を行使するも放棄するも勝手なはず。積極的に権利行使をしてきた私でさえ、投票したい候補者がいなくて放棄したくなるときもある。それをなぜ国税でアイドル歌手を使ったポスターなど作るのか。若者の投票率を上げるためともっともらしい理由も聞かれるが、アイドル歌手のポスターを見て投票に行く気になった人がいたとして、その人の一票が熟考に熟考を重ねて一票を投じている人と同じ重みをもつというのはどんなものだろうか。また、こうしたPR活動が実際に投票率を上げているか検証されているのかも疑問。ただ政治家は立場上、投票率を上げるという目的には反対しづらいので、こうしたところにはなかなかメスが入らない気もする。