2020年6月29日月曜日

支離滅裂

「抗体検査の結果、抗体をもっている人の割合がまだ低いことがわかり第二波が心配」っていったいどの口がいっているのか。いうなら「抗体検査の結果、発表されている感染者数は氷山の一角でしかないことがわかった一方、それでも抗体をもっている人の割合はまだ低いので第二波に注意が必要」だろう。しかし抗体をもつ人の割合が低いことが第二波のリスクを高めるというなら、なぜ天然痘かエボラ出血熱が流行ったかのごとく大騒ぎをし、経済活動を停止させるようなことまでしたのか。人一倍きれい好きで手洗いやマスク着用を励行している日本人であれば、経済活動を止めずにふつうに生活していても感染の拡大は緩やかにしか進まず、少しずつ抗体の保有者が増えれば第二波のリスクも下がっていたということではないのか。何だかいっていることとやっていることが支離滅裂に感じるのは私だけだろうか。