2016年11月25日金曜日

養子

久しぶりのアメリカ。当初は高校時代に1年間留学していたカリフォルニア州のサクラメントでホストファミリーと感謝祭を祝うのが目的だったが、その後小学校の低学年までの3年半を過ごしたロサンゼルスとアリゾナ州のツーソンに商用ができ、思いがけず昔の知人たちと再会する機会に恵まれた。ロサンゼルスでご近所だった日系人の家庭とツーソンに住む大学院時代の白人の知人にはそれぞれ養子が二人ずついて、前者は黒人と白人、後者はアジア系とラテンアメリカ系というように、親とは人種が異なる。こうした異人種の子を家族の一員として受け入れるアメリカ人と、不妊治療にお金をかける日本人の家族観の違いを改めて感じた。