2016年8月27日土曜日

新体操

オリンピックでないとなかなか見られない新体操。テレビをつけたら決勝戦をやっていたので見てみた。誰が考えたのかわからないが、物を遠くに放ってしっかりとキャッチするなど、かなりの離れ業に見える。フェアリー・ジャパンなる日本チームも難しいことをやっているのに、なかなか得点が伸びない。技術的に足りないかは素人目にはわからないが、明らかに他の国に劣っていたのは体格と使っている音楽、そして衣装だろう。体格は仕方がないにしても、他の国が誰もが知るダンサブルなポップス曲を使って会場を盛り上げているのに対して、日本チームの曲は聴いたことがないものばかり。しかし何といっても極めつけは派手なだけでセンスのない衣装だろう。ヨーロッパのチームが軒並みシンプルながら非常に洗練されたデザインと色づかいの衣装を着ていたのに対して、日本チームはけばけばしいだけで品が感じられないものや色の組み合わせがありえないもの、あるいは安っぽい花柄をあしらったもの等で、その時点で減点したい感じだ。フィギュアスケートと並んで見栄えや芸術性も問われる競技なのだろうから、もうちょっとましなデザインにしないともったいない気がする。