2014年12月20日土曜日

最高裁裁判官国民審査

予想通りの結果となった衆議院選の期日前投票に向かう途中、通知書の封筒を見て初めて最高裁裁判官の国民審査もあることに気づいた。民主主義の基本である一票の重みの平等を否定するような最高裁の判決に疑問をもっていたため、そのような判決に加担した裁判官は容認してはならないと思いつつ、投票所の目の前まで来て、各裁判官のスタンスを調べるためにわざわざ家まで引き返す気にもならなかった。ふと思いついてスマホで「最高裁」「国民審査」とグーグってみると、『最高裁裁判官の国民審査で、一人一票反対派判事(3名)に×印を付けて、一人一票を実現しよう!』なるサイトが上位にあがってきた。そしてそこに掲載されている情報をもとに票を投じた。選挙と違って注目度が低く、今後も国民審査で罷免される裁判官が出て来るとは思えないが、それでもネットの力を使って最高裁の判決に疑問をもつ国民の声を集め、その集票をもって一定のメッセージが伝われば国民審査もあながち無駄なことではなくなるように思う。