2014年3月15日土曜日

ワセジョ

STAP細胞発見のニュースに、我がW大出身の理系女子が何たる偉業を成し遂げたのだろうと驚き、感心したが、ここのところちょっと雲行きが怪しくなっている。ほかの論文の転用やコピペはさすがにまずかろうと素人目にも思えるが、肝心のSTAP細胞の存在有無については結論が出ていないようだ。それにしても時代は変わったと思う。W大の文系の学部に通っていた私のクラスにも女子は2人しかいなかったので、理系となるともっと少なかったのではないかと想像する。超マイノリティーであるうえに、自分たちの垢抜けなさを棚にあげた男子学生らからある種蔑称的に「ワセジョ」(早稲田の女子学生の略語と思われる)と呼ばれていた。それが今ではW大出の女子は珍しくなくなり、多方面で活躍している。今回の「発見」は理系ワセジョの地位を高めるきっかけになるかとも思われたが、残念ながら逆の方向に行きそうな雰囲気だ…。