2013年1月12日土曜日

JAL

JALが黒字化して再上場を果たし、何だかもてはやされているようだが、機体の整備の不行き届きは相変わらずのようだ。東京に急いで戻るために乗った大阪からのフライトがゲートを離れて滑走路に向かう途中で急に止まり、しばらくして機長が「無線機器が故障したので修理している。修理には15分ほどかかる。」とアナウンスした。それからまたしばらくたって再び機長が「ゲートに戻って修理する。」とアナウンス。今回はどれくらい時間がかかるかいわない。そもそもなぜ安全な飛行に必要な機材の動作も確認せずに客を乗せ、ゲートを離れたのか。さらになぜ、すぐにゲートに戻らずいい加減な時間の見積もりをするのか。実は同じことが昨年、小松空港から東京に乗る便でも起きた。最終便で、電車よりも早く東京に戻るために乗ったのに、結局家に着いたのは深夜だった。このときも客を乗せてゲートを離れてから不具合が起きたと言い出した。経営破たん前にはロスの空港で滑走路を走り始めた後に激しい揺れが起き、離陸を途中でやめたこともあった。このときなど長い間客を乗せたまま動かず、ゲートに戻ったときにはほかの航空会社の成田便がすべて出発してしまった後だった。こうしたことがあっても懲りずに乗った私も悪いのだが、財務体質だけでなく経営体質も改善してもらいたいものだと思う。