2013年1月20日日曜日

オリーブの果汁

先日、翌日の夕食の下ごしらえのために包丁で野菜を切っていたところ、誤って薬指をざっくりやってしまった。ぱっくり開いた傷口から鮮血があふれ出たが、以前医者から教わった通り、傷口を強く抑えて出血が収まるのを待った。それからふと家に消毒液もバンドエイドも置いていないことを思い出した。夜遅いので近くの店も開いていない。どうしたものかと思案したところ、オリーブオイル(といってもうちで使っているのは精製していないオリーブの果汁そのもの)に消毒効果があると聞いたことを思い出し、傷口に垂らしてそのまま寝た。すると翌朝には傷口が小さくなっていて、2、3日でほとんど目立たなくなった。オリーブの果汁の咳止め効果や肌の保湿効果は実際に試して認識していたが、外傷を治すのにも有効というのは新発見。天然のものだし治りも早かったので、消毒液を使うよりもむしろよかったかもしれない。オリーブの果汁には歯茎を丈夫にする効果があり、流水で歯を磨く習慣のないエジプトのベドウィン(砂漠の民)は毎日15分以上オリーブの果汁を口に含んでマウスウォッシュをすることで入れ歯にならないと聞き、最近はこれも試している。しかし15分以上口をゆすぐのは結構大変で、テレビを見ながらでもないとなかなかできない(パソコンをやりながらだと咳き込みでもしたらディザスタラス)。