2011年8月14日日曜日

曲げわっぱ


松本で買った木目も美しい弁当箱。ただ見とれているばかりでは意味がなく、さっそく弁当を作って会社に持って行くようになった。もちろん今さら“弁当男子”を目指しているわけではなく、あくまで健康のため。そう思って小さめのやつを買ったのだ。

弁当を持って行くからといって朝家を出る時間が遅れるのは困る。涼しい早朝のうちに出てゆったりと座って通勤したいからだ。弁当は前の日のうちに作っておくことになるため、仕事帰りにスーパーに寄るのが日課となった。その日に売られている食材を使った献立を考えるのもやってみると結構楽しく、まるで主婦状態。ただし手の込んだものは作れないので最小の手間で作れるものを考える。

ただ食事をする時間も惜しんで朝早く家を出る私は朝と昼の2回外で食事をしていたため、一食分の弁当を作ったからといって間に合うわけではない。朝は抜いて早めの昼食に充てようなどと考えると始業が早いだけにすぐに燃料切れを起こす。かといって“早弁”(高校時代以来の懐かしい響き…)をしてしまうと午後がもたない。朝食にしては重く昼食にしては軽い内容の弁当なので、どちらに充てるかによって必ずしもカロリーセーブにはなっていない。

とはいえ自分の好きなものを詰め込める弁当は何とも魅力的。しかも天然素材の曲げわっぱの弁当箱はプレスチック製やステンレス製のものと違って中に入れたご飯やおかずが水気を帯びることなく、おいしい食感のまま食べられる。今後も少しずつレパートリーを広げながら弁当生活を充実させていきたい。