2011年3月4日金曜日

FOODEX


仕事柄展示会に行くことがよくあるが、年に一回この時期に幕張メッセで開かれる食品の展示会FOODEXほどテンションがあがるものはない。何せ海外からの輸入食材や全国各地の物産が食べ放題、飲み放題なのだ。もちろん飲み食い目当てでやって来る不届き?な輩を排除するために、ほかの展示会と違って招待状がないとお金を払っても入れない。

最近日本で行われる展示会は規模の縮小が目立つ。我が国の斜陽ぶりを物語っているようで寂しい限りだが、そうした中にあってこのFOODEXは今でも幕張メッセの会場を埋めるだけの出展者が集まるのだから大したものだ。不要不急の商品と違い、やはり食というのはいつの時代にも必要とされ、景気の影響を受けづらいというのが強い。

今年もアジア、欧州、北米、中南米、オセアニアからアフリカまでまさに世界中の企業が出展し、色々なものを試食・試飲させてもらったが、日本の各県の出展コーナーにはアジア各国からのバイヤーが目立ち、「輸出歓迎」的な看板を出している出展者が目立った。展示会は日本で行われていても企業の目はやはり成長著しいアジアの新興国に行ってしまっているようだ。