2020年9月13日日曜日

浮気の代償

 マイクロソフトのノートパソコン「サーフェス」を買って2年。1万円以上する純正の充電器が2度壊れた。充電器がなければパソコンも使えないが、同社は店頭でサービスを行っておらず、さらに代替品を電話で申し込み、届くまで何日も待たされる。新しいのを買わせる策略のようだが、日本のメーカーではありえない対応だ。また、送られてきた代替品が明らかな中古品で3日で壊れた。いい製品を世に送り出して多くの人に受け入れられて財を成したのであればいいが、消費者に選択肢を与えない独占的地位を築き、バクだらけのソフトを高値で売って大もうけしたビル・ゲイツがいかに慈善活動にお金を投じても、それが顧客に不便や不当な負担を強いて儲けたお金と思うとリスペクトする気にはならない。こんなことが起きてしまったのはそうした同社の企業体質を知りながら、それまで使い続けていた日本製のパソコンから乗り換えたことが原因。浮気の代償は小さくなかった。