2018年4月21日土曜日

連鎖

「接客業の女性との言葉遊び」等、聞いている方が赤面してしまうような釈明をする財務省トップ。諸々の疑惑や表面化した問題について「徹底的に膿を出す」と、これまでの行動とは裏腹なことを堂々という首相と照らし合わせて「類は友を呼ぶ」とはよくいったものだと思った。事務次官の任命権者は大臣、大臣の任命権者は首相だ。加えて覚えていないはずがないことを覚えていないと強弁する首相秘書官と、彼を信じると言い切る首相。この国の政を担う人たちはどれだけ「人格に難あり」な人たちで固められてしまったのだろう。そうした人たちが行っている政策がまともであればまだいいが、インフレ目標が未達の上に金融機関の窮状がさらに深刻になれば、いよいよ「何とかノミクス」のボロも出始めるだろう。