2018年2月4日日曜日

キラキラネーム

「これが日本人の名前かと思う生徒が増えている。」小学校時代の担任の先生がいったのは10年以上前のことだろうか。読み方の想像もつかない名前を「キラキラネーム」というらしい。こうした名前をつけられはじめた頃の子どもたちはもう大きくなっているらしく、先日テレビの人気塾講師がキラキラネームと成績には相関関係が見られ、キラキラネームの子たちは成績が悪いといっていた。成績順に見ていくと、ふつうの名前の子が続いた後に読めない名前が続くのだそうだ。成績が悪いくらいならまだしも、救急搬送のときなどに名前が読めないと本人確認もできず、危険なのだそうだ。そこまでいかなくとも、日々の生活の中でいちいち名前の読み方を説明しなければならないのは大変なことだし、そのことで親のセンスが疑われてしまう。つけられた名前が成績に関係するというのは理屈としてわかりづらいが、そうした名前をつける親はその子がそのことでどれだけ苦労するかに想像が至らない、あまり賢くない人たちなのではないかという気がする。