2014年9月13日土曜日

気の治療学

お世話になっている施術師の勧めで買った本。人間の健康にまつわることが色々と書かれているが、食品添加物が人体に与える影響に関する記述が特に興味深い。現代人になぜがんや花粉症が多いのか。確かに昔の人との違いの一つは食品添加物を日々摂取するようになったことだろう。そして使用が許されている添加物が人体に与える影響は実は立証されていない(すぐに目に見える症状を起きないだけ)という。また、こうした添加物が使われている駅弁やコンビニ飯は素材本来の味がなくなってしまっているというのもまさに共感した。最近の若い人に味覚障害が多い(マヨラー等がそのいい例)というのも食品添加物が蔓延した後に育った世代だからだろうか。しかし、外で調理済みの食材を買う場合、添加物が使われていないものを探すのは難しい。こうしたものを食べると後で気持ちが悪くなる私は、なるべく添加物が少なそうなものを買うようにしているが、ない場合は食べること自体をあきらめてしまう。「食中毒を起こされると会社の存亡に関わるから」という発想かもしれないが、果たして食品添加物をじゃんじゃか使っている業者たちは“お客様”の健康を少しでも考えているのか、はなはだ疑問だ。