2013年11月8日金曜日

うなぎ

埼玉の取引先にいかにも高そうな老舗の鰻屋に招待してもらったとき、重箱の中にご飯の量に比してかなり貧弱な鰻が3枚入っているのを見て、鰻が高価な食材になってしまったことを実感した。勘定のときに社長が4人分のランチ代として店員さんに1万円札を2枚渡そうとしたところ、それでは足りないとわかり、ますます驚いた。その後大阪の取引先に博労町にある老舗の鰻屋に連れて行ってもらった。こちらは庶民的な雰囲気の店だったが、ふつうサイズの鰻がのったランチで2,000円。しかも埼玉の高級店のものよりも香ばしく肉厚で美味しかった。関東で食べる鰻と食感が違うのは、大阪では鰻を蒸さずに焼くからとのこと。不思議なもので、値段が高くなると以前にも増して食べたくなるが、これで大阪に行く楽しみが一つ増えた。