2013年7月14日日曜日

カウンターのある店

先日米国に留学していたときのクラスメートと西麻布で食事をした。私が知る唯一のルクセンブルグ人で、米系不動産投資会社の日本支社長を務めている。3年前に今のポジションをオファーされて一家で東京に移り、震災の際には大使館から東京を離れるよう勧告があったため家族を本国に戻す一方、社員は福岡の事務所に移した。彼は一人で東京に残り、その際に今回食事をした店によく一人で来ていたという。彼によると日本では店の人がカウンター越しに話し相手になってくれるので一人でも入りやすいという。考えてみればその通りで、私は長年こうした「単身者フレンドリー」な国に住んでいながら、それを十分に活用してこなかったことに気づいた。これまではカウンターのある店に入っても人見知りをしてついついカウンターから離れたテーブル席について、食事が済んだらそそくさと帰っていたが、今後はカウンター席について店の人と会話をしてみようかと思った。