2012年6月22日金曜日

鳥取

今週は下関→小野田→広島→岡山→松江→鳥取とまわり、思えば1週間で中国地方のすべての県を制覇?してしまった。このうち鳥取は当初の旅程に含んでいなかったが、当地にいる電機メーカー時代の上司から松江に来るときには寄るようにいわれ、足を延ばすことにした。大手企業で経営管理をやっていた二人がそれぞれ医療法人の事務長と零細企業の経営者というまったく畑違いの道に進んで鳥取の地で会うことになるなど、当時はお互いにまったく想像もつかないことだった。元上司によると若手サラリーマンだった頃の私は気が利かず、愛想もなかったそうだ。気が利かなかったのは十分自覚しているが、愛想がなかったのは恐らく元上司にあまり好感をもっていなかったからではないかと想像する。それが当時一緒に働いていた人たちの中で今でも交流がある数少ない人たちの一人なのだから不思議なものだ。元上司は政治や経済に関してK大の卒業生らしくいささか冷徹ながらきわめて合理的な持論を唱え、これが結構面白かったりする。地元選出の代議士からも一目置かれているようで、東京で時間を持て余すと議員会館に立ち寄ってお茶を飲むというから恐れ入る。うちの事務所も永田町なので、今度上京するときは寄ってくださいとお伝えした。(写真は摩尼寺の石段)