2012年5月26日土曜日

Dr. Nakamats

米国系航空会社の国際線の機内エンターテインメントで表題のビデオ番組をやっていて、これが意外に面白かった。いわずと知れた発明家の中松義郎氏について取り上げた番組だが、ご本人が英語で自分の名字をつづるときに語尾に”u”をつけないらしい。中松氏は私が子どもの頃から都知事選に立候補していたため、当時の選挙ポスターの顔写真が印象に残っているが、このビデオ番組を見て“変わったおじさん”というイメージしかなかった氏が結構まじめ?なものもたくさん発明していることを知った。80歳を過ぎてもなお元気な中松氏は150歳まで生きるつもりだそうだが、「人間、一日一食で十分。一日に三食も食べたらどんどんと老化が進むだけ」、「そもそも頭を使っていればお腹など空かない」とか、「睡眠は一日4時間で十分」といった氏の言葉に我が身を振り返ってどきりとした。ただ水泳を日課とする氏が「人間、体に酸素を取り込み過ぎると頭の働きが悪くなる。死ぬぎりぎりのところですいごい発想が生まれる」といって窒息寸前まで潜水している姿にはちょっと共感できなかった。